コラム

2023.02.24

人形供養はどこでどのようにできるのか?

人形供養はどこでどのようにできるのか?

大切にしてきた想い出のある人形やぬいぐるみ、おもちゃやペットの使用していた器やゲージなど、処分する際にどうすればいいのか悩まれる方は多いでしょう。手放す際に心残りなくお別れができるのが「人形供養」となります。

「大切にしていた人形やぬいぐるみ等を捨ててもよいのか?」「ゴミと一緒に処分するのは忍びない」等、悩まれる方は多いと思いますが、そんな方におすすめしたいのが「人形供養」です。

人形供養とは、大切にしてきた想い出のある人形やぬいぐるみ、おもちゃやペットの使用していた器やゲージなどを廃棄するときの作法です。しかし供養に関して分からないという方も多いでしょう。今回は、人形やぬいぐるみ等を供養してあげたいという想いから生まれた人形供養の役割やお願いする際のポイントなどについてご紹介いたします。

大切にしてきた想い出のある物は供養しましょう

日本では古来より「全ての物に魂が宿る」と考えられています。特に大切にしてきた想い出のある物を粗末に扱うのは抵抗がある人が多く、役目を終えた物に対して感謝の気持ちを込めて供養したい思いから「人形供養」は生まれました。

針や眼鏡など、日ごろ使用している品々やペットの想い出の物を供養することも珍しくありません。人の姿をした人形や、かわいらしい人形、可愛がっていたペットのゲージや器などは、なおさら供養の必要性を感じると思います。物品の供養はお寺や神社で行うものでしたが、環境問題もあり専門の業者が引き受けることが増えています。

人形供養はどこで行っている?
1. お寺や神社で供養してもらう

お寺や神社では、不要になった前年のお札や破魔矢をお戻しして処分してもらう場です。そのため人形供養を受け付けしているお寺や神社も多くあります。近所にそうしたお寺や神社があったら、そこに頼むのと良いでしょう。

実際の供養方法は場所によって異なり、供養料も無料のところもあれば、有料のところもあります。また、あらかじめ日程が決まっている場合もあるので事前に確認するといいでしょう。

2. 専門の業者に依頼する

もし近所で人形の供養を受け付けているお寺や神社がない場合は、専門の業者に依頼する方法もあります。業者に申し込みをすると、郵送するための段ボール箱が送られてきますので、その中に納めて送り返します。

3. 自分で供養する

人形供養をご自身で執り行うこともできます。入浴などでご自身の身を清めてから、お人形やぬいぐるみ等を丁寧に拭き、汚れを落としてから塩を振って白い紙に包みます。そして感謝の言葉をかけたら、他のごみと混ぜないように自治体指定の袋に入れます。
※人形やぬいぐるみは「燃えるごみ」が一般的ですが、実際分類に関しては各自治体の規定に従ってください。

人形供養以外の方法はあるの?

状態がよい場合には、供養しないで他で活かすことを検討してもいいと思います。例えば、発展途上国や児童施設などに寄付をしたり、ご親族以外にも必要とする方などに譲っても良いでしょう。

まとめ

大切にしてきた想い出のある人形やぬいぐるみ等は、ゴミとして捨てるには抵抗があるものです。供養は自分のためでもあり、供養することで心の整理がつくこともあります。

「杜のしおん」では随時人形供養を受付しています。お人形などが祭壇スペースにいっぱいになると高塚熊野神社宮司様により供養祭を執り行います。供養祭の様子はHPや公式LINEなどにより報告いたします。人形やおもちゃ・ペット使用していた器やゲージなど想い出のある品物の供養は、お気軽に杜のしおんまでお問い合わせ、ご相談ください。
※供養祭への一般参加はご遠慮いただいております。

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