コラム

2023.02.24

ペットの供養はどうしたらいい?ペット供養の種類と方法を完全解説

ペットの供養はどうしたらいい?ペット供養の種類と方法を完全解説

家族同然の大切なペットが亡くなり旅立ったあと、どのように供養していますか?

亡くなったとき、人間と同じようにペットを供養してあげたいと考える方が増えています。近年ではペットセレモニーも増えています。お見送りをした後、納骨を悩まれる方も多いですが、ペットの葬式を行ったからこそ最後まできちんと供養してあげたいものです。

家族同様に大切にしてきたペットだからこそ、セレモニーを行い納骨することでペットへの感謝の気持ちとなるでしょう。ペットの供養に形はありませんが、大切な家族ペットの供養・納骨方法をまとめてみました。

ペットの供養・納骨の仕方にはどういう方法があるのか?

ペットの火葬後供養の方法としては『埋骨』『手元供養』『納骨(合祀)』の3つに分けることが出来ます。

埋骨の場合は、臭いなどのトラブルがなくても、近隣住民への配慮が絶対条件となります。ペットのお骨を粉骨(細かくパウダー状にしたもの)すると、埋骨しやすくなるので粉骨を考えるのもひとつの方法です。ペットのお骨を埋骨する場合は、公共施設や道路などは避けて、住み続ける私有地に限定した方が無難といえます。

手元供養は火葬後の遺骨を持ち帰り、自分の手元に残して供養する方法です。決まった形式はありませんが、お骨をご自宅で供養したり、遺骨の一部を専用の容器に入れて保管したり、ペンダントなどに納めて常に携帯して身近に感じることができます。

ご自宅で供養する場合には、骨壷を置き線香や蝋燭を灯してお参りしたり、ペット用の仏壇に納めて供養したりします。方法は決まっていないため、飼い主様の想いで自由に供養できるので、いつまでも一緒に寄り添いたい方にはお勧めです。ただし、ご本人が亡くなったり、供養を続けることができなくなってしまったりすると、その後供養する人が負担になる恐れがある為、ある程度手元で供養したら、ペット永代供養墓などに納めてあげるのもひとつの方法です。

ペット納骨(合祀)において火葬後にご遺骨を納める場所が、ペット納骨堂です。納骨には様々なスタイルがありますが、大切なペットが旅立った後に供養する納骨方法を一部ご紹介します。

永代供養(合祀)

ペットを合同供養墓に納めて供養する方法です。この場合、永代供養が多く価格も抑えられ、年に数回合同供養するところも多いので預けても安心できます。ただし、一度納めると遺骨を返骨することはできない場合がほとんどなので、事前に内容を確認しておくと良いでしょう。永代供養のタイミングは、火葬した後にそのまま納めることもできますし、ある程度ご自宅で供養した後に納めることもできます。

個別納骨

ペットの火葬をした後、霊園である程度の期間納めておく場所が個別納骨堂です。ご自宅での供養が難しい方や、気持ちの整理をしたい方・今後の供養に悩まれている方がお勧めです。年ごとの契約から複数年契約など期間は霊園によって様々です。永代供養ではないため、契約期間が終了したらその後は更新・永代供養・返骨のいずれかの方法を選ぶことになります。

ペットの遺骨を散骨したいけどどうすればいい?

ペットの散骨は、業者にお願いする場合と自分で行う場合の2つの方法があります。業者に依頼する場合はペットを火葬してから、粉骨(パウダー状に細かくしたもの)をして散骨します。

ご遺族が散骨に参加する場合と、業者に代行してもらう場合があります。参加する場合は、散骨当日に集まり、船で散骨ポイントへ向かいペットの遺骨を海へ撒き散骨します。代行の場合は、ペットの遺骨を業者に預けます。散骨後に証明書や散骨時の写真等が送られる場合が多いのでペット散骨業者に内容を確認しておくといいでしょう。

自分で行う場合、ペットの散骨は法律など特に設けられていませんが、守るべきマナーやルールは存在するため、以下の点に気を付けてください。

粉骨してから散骨しましょう

ペット遺骨をそのまま散骨すると、遺骨がなくなるまでかなりの年数が必要となります。また、見た人が不快に思うことも多いので、必ず粉骨(細かくパウダー状にしたもの)を行ってください。個人でもパウダー状粉骨することは可能です。しかし家族同様の愛するペットの遺骨を粉砕するのは、大きな精神的ダメージがあるので、業者に依頼する方が良いでしょう。

公共の場や他人の敷地への散骨は違法行為です

ペットの遺骨を散骨する場所は、公共の場所や他人敷地に散骨をすると違法となるため絶対にやめてください。また、近くの海や川、人通りの多い場所での散骨もトラブルに発展する可能性があります。ペットの散骨は海岸から離れた場所で行うのが一番ですが、トラブルを回避するためにも自分で行わず業者に依頼するのが無難です。

ペットのお骨を自宅で供養しているけどいつまで置いといていいの?

ペットが亡くなり火葬後、返骨を希望される方も多くいらっしゃいます。ご自宅に遺骨を祀り、写真を飾ったりお線香を上げたり様々な形で手元供養されていると思います。ペットの遺骨を供養する期間は手元供養同様決まった形式はありません。ご家族の皆様がどうされたいかが一番大切だと思います。

しかし、飼主様の中にはいつかは納骨したい、もしくは飼い主亡くなり、家族が残ったペットの遺骨をどうすれいいか迷われることもあるかと思います。一つの区切りとして命日は年数で、永代で供養できるペットの合祀を考えるのもひとつの供養の方法だと思います。納骨の際はお近くの霊園や業者に見学・ご相談してみてください。

まとめ

ペット供養の方法は様々ありますが、飼い主様が亡くなったりして残された方がどうしていいか困る方も多いです。慌てて納骨する必要はありませんが、大切なペットちゃんだからこそきちんと向き合い最善な供養の方法を選んでください。

ご家族にとって大切なペットのご遺骨は、杜のしおん~ペット納骨堂~に納めて供養することが出来ます。杜のしおんでは、年2回のお彼岸に合同供養祭を行っております。また、六地蔵の中でも特に動物を守ってくれる金剛悲地蔵様により見守られているので、愛するペットたちは穏やかな時間を過ごしてくれることでしょう。しかも、個別納骨堂・永代個別納骨堂は室内のため、天候に左右されることなくお参りすることが出来ます。

一緒に過ごしてきたペットと同伴されても、館内は床滑り止めコーティングAJパーフェクトコート(ガラスコーティング材)を一部施工していますので安心してペットと同伴してきてください。永代供養(合祀)も承っておりますので、ご自宅にペットの遺骨がある方、他社でペットの火葬をされた方も「杜のしおん」までお気軽にご相談・ご見学にお立ち寄りください。

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