ペット火葬の方法を完全解説 火葬車と火葬炉の特徴や違いからその後のペット供養の仕方まで紹介します

ペットが亡くなった際、最近では人間と同じようにペットの火葬を行うケースが多くなってきました。ペット火葬には、主に移動が出来る「ペット火葬車」と、施設内に設ける「ペット火葬炉」があります。いずれもペット専用ですが、それぞれの特徴や違いがあります。そこで今回、静岡県浜松市中央区のペット火葬専門業者「杜のしおん」が、ペットの火葬方法の違いをまとめてみました。
ペット火葬車とペット火葬炉の違い
ペット火葬車
ペット火葬車は、ペットの火葬を行うため車両に火葬炉を備えた車です。移動が出来るためご自宅や指定場所で直接火葬を行うこともできます。しかしながら炉の許容範囲が狭まるため大型犬(25㎏以上 ※目安体重)の対応が、難しい場合もあります。ペット火葬車は一般のワンボックス車を改良して炉を取り付けている車がほとんどです。ペット火葬車の煙突から出るのは、高性能火葬炉によって無臭・無害化された後の水蒸気です。最近の火葬車は、火葬炉内で発生した煙をもう一度高温で燃やす「二次燃焼室」を備えているため、煙や臭いを最小限に抑えてくれます。それでも気温や天候、ペットの大きさによっては完全に臭いや煙は無くならないので、ペットを火葬する場所が近隣に迷惑をかけないか確認することが大切です。
ペット火葬炉
ペットの火葬を行うための施設に火葬炉を備え付けた建物がペット火葬炉です。火葬車のように移動はできませんが、大型犬などでも対応できる大きな炉を設置することができます。ペット火葬炉の設置には、「火葬炉の設置許可」は不要な場合が多いですが、消防法上の届出や、設置する自治体の条例・要綱に基づく手続きが必要です。ペット火葬炉のある火葬施設は遠方の場合が多く、お迎えが出来ないこともあるので、ほとんどの場合、ご家族がペットの遺体を施設までもっていかなければならないです。
ペット火葬車の火葬場所に制限があるの?
ペット火葬車での火葬は、私有地(飼い主様の土地や専用の施設)で行うことが推奨されており、公共の場所や無許可の場所での火葬は違法となる可能性があります。ペット火葬の際は煙や臭気で周りに迷惑がかからないよう、風向きや環境に配慮する必要があります。また、ペット火葬の際には高熱が煙突より出るため、電線など公共物に注意する必要もあります。事前にペット火葬事業者に相談してみた方が良いでしょう。
具体的な規制や制限は自治体によって異なるため、火葬を行う地域の役所や保健所に直接問い合わせることをお勧めします。ちなみに杜のしおん~ペット納骨堂~の拠点である静岡県浜松市においては、特に火葬場所について条例はありませんが、道路で火葬を行う行為は違反となります。 国の法律で『道路交通法』というものがあります。道路でペット火葬(業務等)使用する場合には、警察署に申請して、道路使用許可の取得が必要になります。
ペット火葬後のペット供養はどうすれば良い
ペット火葬後のペット供養については特に決まりがあるわけではなく、飼い主様の自由で供養をすることが出来ますが、主な供養方法を下記に記載します。
お墓に埋葬
ペット専用の霊園やご自宅の庭などに埋葬することができます。お墓は、主にペット専用の合同供養墓になると思いますが、ペット霊園ではペット供養や管理を行っている場合が多いです。
納骨堂やペット霊園に安置
ペット納骨堂やペット霊園に納骨し、定期的に供養やお参りをすることができます。納骨堂は個別納骨堂や合同納骨堂など、各施設で異なるため事前に見学しておくと良いでしょう。
散骨
自然に還す方法になりますが、ペットの散骨を行う場合は、法律やマナーに注意し、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。散骨場所や方法などは各事業者にお尋ねください。
手元供養
遺骨を小さな骨壷やペンダントに収めて、手元で供養する方法です。カプセル型は肌身離さず身に着けることができるのが特徴で、多くの方が利用しています。亡くなったペットのための決まった仏壇等があるわけではないので、お写真を飾ったりお線香をあげるなど自由に供養できるのが手元供養です。
散骨やカプセルに納める際にはお骨をパウダー状にする「粉骨」がお勧めです。またお庭に埋葬する際も地に帰りやすいので「粉骨」する方が良いと思います。
まとめ
現在では、ペット火葬の多くは火葬車で行われています。遠くまで遺体を運ぶ手間がかからず対応できるためです。杜のしおん~ペット納骨堂~では、火葬供養は火葬車にて行います。ペット火葬をする際は近隣の住民に配慮しグループ会社の敷地内で火葬を行います。お別れはペット専用の式場でご家族やお仲間と最期のお見送りをしていただきます。もちろんお線香をあげることも可能です。杜のしおん~ペット納骨堂~では、1日2組までの火葬受付としているため、時間に追われず、また他の方の目が気になることもありません。「一任で火葬するけどお骨が少し欲しい」「個別火葬だけど拾骨はスタッフにお願いしたい」等、色々なニーズにご対応しておりますので、火葬も含めたペットの供養は杜のしおん~ペット納骨堂~まで、お気軽にご相談ください。
